このマトリックスの使い方を事例で見ていきましょう。
一昨年〜去年くらいから流行っているのが
セミナー型集客ビジネスや説明会型ビジネス:
フロントセミナー/説明の開催を通して、本格的なコースやコンサルティング契約に
結びつける、というモデルですね。
僕も、『講師になる!』『ザ・セミナービジネス』などの教材がありますが
そのモデルでビジネスをしようと思いはしても、実際にはやりません。
なぜなら、マトリックスの右下ビジネスではなく右上ビジネスだからです。
それをやり続けても早晩、儲からないビジネスになります。
一人型・小さい事業であるほどビジネスで何かの事業を選択すると言うことは
(そのとき)それ以外を選択しないという決断であり、
選択した対象に事業のリソースを集中することになり「それ」以外ができなくなります。
収益面・ブランディング面でやる理由があったり、とにかくやりたいとしても
儲かるように見えたとしても早晩、競争に巻き込まれます。
つまりほとんどのビジネスは「やる理由がない」んですね。さらに残念なことに、
右下のビジネスなど存在しないのです(苦笑)
あるのは、右下ビジネスにしたいかどうか、という思いだけです。
(ここ、たぶんそうとう意味わからないと思いますが...)
とはいえ、事業としては、新たな企画をたてて、
「ビジネス」を立ち上げていく必要が有りますよね?
そんなこと↑みたいなことばかり言っていたらやれることが無くなっていきますよね。
どんなビジネスならやったらいいのか?
やってもいいのは
・右上ビジネスだと認識的にわかった上で
・本体事業のポジショニングを右下に押し下げる追加エンジンになるビジネス
・少なくても2年は収益性が高くて本業を後押しするもの
・3年以内に店じまいできるもの
あなたが来年、「事業の多角化」・「販路として新しいチャネルの開拓」
・「隣接商品の取り扱い」「まるきりの新規事業」などを考えているとしたら
それは、
・業界でのポジショニングはどうか
・自社の事業として他の事業とのポジショニングはどうか
・3年後のポジショニングはどうか
この辺を判別するのがこのダイヤモンドマトリックスです。
さて、まだ慣れない「右下・右上」を使いましたが、
この使い方をすることで、今やっている事業の撤退時期・
これからやる事業の参入の有無、さらに何年で撤退するかなどの指標がもてます。
上記のような「採算性」とか「論理的な答え」に対して例外があります。
10年やると肚をくくったビジネスです。
それはそう肚をくくれるだけの要素があるのですから右下に行ける可能性が高いので、それが今、旬だろうと、これから廃れようと関係有りません。
ただ、長くやったからといって右下にいけるとは限りません。
長く右上で混戦・疲弊しながら「生き残り」をかけているほうが普通です。
10年やると言っても5年目に見直しをかける必要が有るときにも
このマトリックスで判断しますし、できます。
このマトリックスのような考え方で
自社の状況・社会の状況の変化に対応していかなければ、
右上どころか、左上に逆戻りもありますが...。
このマトリックスをしっかり身につけて、儲ける体質に変化していきます。
一人あたり、数千万の@をたたき出す人がごろごろ出てきました。
そういう経営をしたいなぁとこの数回を読んで共感する人に
僕も試しに「説明会型ビジネスモデル」を来年は一年やってみようと思います。
コースは2コース用意しています。
内容・考え方はこのマトリックスを基本にして
《S》の人が、実力を高めていって、@1999万円を目指すコース。
《VS》の人がさらに、経営観を高めていって@2000万オーバー×3期継続する
+
《S》《VS》共通のビジネスをするオペレーションシステムを入れ替えるコース
の3コースです。
このコースの説明会
=ダイヤモンドマトリックスの説明会をやります。
さて、この説明会を受けると・・・・・・
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