クチコミサイトで気を吐く愚かさ
| 飲食店のクチコミサイトを見ていて、「はぁ」と思ったことです。
ちなみに起業が視野にない人は全く読まなくていいです。 反芻する必要も自省する必要もない話です。
しかし、事業家はぜひ読んで考えてみて欲しいなぁと思う話です。 |
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そこにリスペクトはあるのか？
多くのお店が絶賛はできないけどまぁまぁだったりします。 そういうお店についてのクチコミサイトとか記事とか特集とかをどんなジャンルにせよ、 見たこと、読んだこと・目に入ってしまったことってあると思います。
そこで展開されるのは、うまい、まずい、接客がどうのこうの、 普通だった良かった悪かった、二度と行かない、最低だ、最高だ、と言う話ですよね。
考えてみて欲しいのですが
飲食店のオーナー同士ってそんな会話ってするでしょうか？ 言葉に、文字にして出力するでしょうか？きっとしないと思います。
もしもある店とか同業とか同じエリアのあの店とかの料理が 実はまずいとか、店のしつらえが悪いとか接客が悪いとか知っていても、 思っていてもきっと言葉の外には出しません。
絶賛はできないまぁまぁかもしれないその一品を出すために 料理の修業を何年もして、その結果、店舗への投資をして 毎日の仕込みをして、当日料理を作ってそして目の前に出せるんですね。
「そこ」に至るまでにいろいろな苦楽があることを知っているし 「今日一日」や「明日一日」だってお互いに大変なことも知っているからです。
まぁ、お互いにかなり親しくなって友達同士になれば 「ああだよ、こうだよ」と歯に衣着せずに言うことはあります。
そこにあるのは「礼」。
しかし、消費者、利用者、客というモノはそういう経験が無いから 平気で評価して侮辱するし、斬りまくったり逆に旨いとかいいとかの点においても 評論家然として語りたいのでいろんなところで無節操に吐き出します。 （必殺技は「金払ってるんだから...」ですね。）
神のごとく振る舞う？
そこにないのは「礼」なんですね。
事業家としてどんな大変さを背負って、その一品を出しているのかなんて 知らないから、好きなことを言えます。
今は飲食店のオーナーとしての話を持ち出しましたが あなたにもそう言う部分が少なからずあるし、やってると思います。
もしもあなたが事業家ならば、どんな商売に対しても そういう消費者然の評価的態度にまずは気が付く、 気が付いたらできれば改めるといいですね。僕はかなり気をつけないと すぐ「評価」してしまうので、意識して自分を変えてきました。
事業家でなければ、好きなだけ、人のビジネスを評価することを レジャーとしてレクリーションとして楽しんでもらっていいと思います。 （だから評価サイトが楽しみとして流行るんですから・・・。）
でも、事業家のあなたが軽々しく人の事業を評価ばっかりしていると 自分のビジネスへの背景とか「それだけのこと」をしているという 自分自身へのリスペクトを忘れて、 自分自身を評価（ときに酷評）して打ち砕いたりへこんだりします。
自分のビジネスをリスペクトできるようになる
評価をやめて冷静に観察すればどんな事業だって、 リスペクトすべきところにたくさん気が付けると思います。
すると自分の仕事にも同じ構図でリスペクトが起こります。
例えば、あなたもしくは友人・知人がコーチという仕事をしているとしましょう。
何年とか何十万円とか読んだ本とかそれだけの何かをしてきたから 今、サービス提供できるんですよね？
それだけのことをしてきているコーチのことを「～は、、、だよね」と評価されたら？
そんな客とはつきあいたくない、のが普通の感情ではないでしょうか？ 陳腐な道徳の時間みたいなことをいいたいのではありません。
しつこいですがもう一度言いますね。
起業とか全然関係ない人はどうぞ、いろんな飲食店や人様のビジネスを 一番偉い神のようにいくらでも評価して裁いて下さい。（笑）
しかし...
もしもあなたが、事業家であるなら、もしくは、そういう人を目指す人であるならば、、。
その一品が目の前に並ぶのにどれだけの苦労とか投資とか準備とか 氷山の水面の下の部分がどれだけあるんだろうって・・・・・・ ぜひ想像してみてほしいなって思います。
そして、逆に、提供側として立ったときには 「だからそれに甘んじる」のではなく改善し続ける。
頭がこの配線になったら人様の商売はそれはそれ、 自分の商売にさらにがんばれるので結果的に儲かるようになりますよ。
クチコミサイトを読んだり、人の評価はあなたの人生にとってどれくらい大事？ もしも、自分にとってやらない方がいいことがわからないなら・・・・・・こちら
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