ドラッカー博士も日経ビジネスも読んではいけないんです。

こんにちは 西田です。

 

今日は「日経ビジネスを読んではいけない」、、、もう遅いかも(笑)読んではいけないのは、但し書き付きです。「一人ビジネス経営」がプロセスではない人で先日のドラッカーとからめてお話ししますね。

 

もしドラ・池上さんが売れる理由

 

まずは何で今、ドラッカーなのか?なんでドラッカーが売れているんでしょ?

もしドラとか百万部なんですよね?なんで?なんで?なんで?

 

おかしくないですか、そんな「古典ネタ」が・・・・・・。170万部ですよ。

関連売上も入れたら200万を超えているでしょうね。

池上さん本が120万部

サンデル正義本が60万部

ニーチェ本が75万部

 

この売上はほぼすべての人がこのうち、どれか一冊を手にしただけの人たちが作ったんじゃないのかな?とすると500万人・・・・・・。理由はこの4冊「も」単なる数ある読書材(食材みたいな意味)としてまぁ読んだけどね、という本好きは一部のレアな人たちだからです。

 

さらにビジネス本ではないけど、タニタダイエット本がと巻くだけダイエットで約300万部。

と1Q84:3が100万部、と。

 

もう一度言うけど複数買っている人はレア。多くの人が「今年読書した中心的1冊」なわけですね。これを読んでいるあなたはそうでなないかもしれないので、「今年読書する中心的1冊か2冊しか買わない人」になって、本を選ぼうと思って下さい。何を買いますか?

 

たとえば、ニーチェ関連で意外と平積みになっていた『善人ほど悪いヤツはいない~ニーチェの人間学』とか買いそうでしょうか?たぶん買わないですよね?きっと『超訳 ニーチェの言葉 』で、10万部限定!ブルーバージョン、、、とかに行くじゃないですか。。(笑)

 

みんな、みんな、みんな・・・・・・

 

そこにある心理的背景ってなんでしょう?

 

「失敗したくない」ですよね。

 

年に1回か2回の買い物です。そりゃ失敗したくない。10年で10冊という「自分の知」のなんと10%も占めてしまうかもしれない「仕入れもと」への目は厳しいですよね~。ベストセラーが10万部超~なのか100万部超なのかの設定はどっちでもいいのですが、ベストセラーとは「リスクを取りたくない人たちの今」を如実に表しているってことですね。

 

もしドラ170万部の要因、もう一つ。それを作ってそれを売っているのは誰か?出版社とそこへ勤める人、ですね。企業全体としてはリスクを取っていくのが本質的ですが、リスクを取るに値する果実がある場合にであって、「そこ」にリスクのない「熟れ熟れ」の果実がぶら下がっていたら社員はどういう選択をするか、ということですよね。「ドラッカー本」「池上さん本」一押しですね。(笑)

 

もしドラ本、本文でも書いてますよ。主人公の文乃が書店に行って、「みんなが買っているから買った」、って。買って一瞬後悔したけど「みんなが読んでいるんだから読もうかな」って。それを書いた人は誰か?って言うと、みんなが動く「極」にいる放送作家を生業にしている人ですね。

 

「みんなでわたれば怖くない」のはリスクを取りたくないからですよね?そうやって生まれたもしドラ本とか、ドラ本陳列に手が伸びたり、雑誌の特集を見て読んで、「やっぱ、ドラッカーかぁ」「みんなドラッカーって言うしなぁ」って。

 

ここからが本題。ドラッカーも日経ビジネスも「誰に」「何を」提案、差し出しているか?

 

ドラッカー博士が危険な本当の理由

 

ここまで読んで、これは「今年読書する中心的1冊か2冊しか買わない人」とか「リスクを取らない人」とか「やっぱり、ドラッカーか」と言う人たちの問題で、自分は本を何冊も読むし、経営しているからリスクも取るし自分の問題ではない、「そんなヤツもいるのかぁ」と少々傍観者的に、少し優位な気持ちで読んでいた一人ビジネス経営タイプのあなた。

 

あなた、がそう?自分は違う、と思った?やっぱり(笑)^^

 

そのあたなに一番読んで欲しい、ここからは。

 

ドラッカーの本を立ち読みでいいから数冊読んできて下さい。何を扱っているか?どうやらマネジメントの源流らしいですよね?以後、あらゆる派生があってもご先祖様らしい。

だからドラッカーは危険なんですよ、と。

 

 

ドラッカー=組織、です。

 

ドラッカーの一滴一滴を抜き出せば、かなりの部分が一人ビジネス経営に活用「すべき」ことばかりです。でも、ドラッカー博士がその一滴を言葉として抽出し、世に送り出したのは何のためか?組織です。イノベーション?組織です。時間について?組織です。選択と集中?組織です。顧客?組織です。すべてに霜降りのように、「組織概念」が織り込まれています。

 

あなたは、筋肉を増やしたいのに霜降りを食べている。お肉に含まれている「あぶら」は食べる前に除去しないと、あなたが好もうと好まざると、体内に入って、あぶらとして化学変化を起こします。身体を鍛えるモノが、霜降りの肉を食わないだろう、(笑)という話もありますが・・・・・・。

 

カッテージチーズを洗え。

 

トライアスロンの超一流の選手の逸話に「カッテージチーズを洗う」があります。カッテージチーズはプロセスチーズやカマンベールチーズと比較すると、約3分の1程度の低カロリーで、塩分、脂肪分も少ない、でも洗うんです。

 

摂取してしまえば、体内での化学変化は防ぎようがない、ならば摂取しないようにしないといけないんですね。ドラッカーを摂取するなら、1ページ1ページ、一文一文に含まれている「組織」を洗い流して摂取しないと、あなたの中で「組織論」が好もうと好まざると化学変化を起こします。ならば「洗う」ことです。

 

だから、一人ビジネス経営にとってドラッカーは危険なんです。一人ビジネス経営だってチームは作るから「組織論」は必要です。しかし、企業の中での組織論とは違うので、抜き出して、再構築して摂取しないいけませんんです。

 

しかし、そのまま洗わずに摂取し続けるとあなたはやがて、「人を入れてレバレッジをかけたい、そのために人材教育をしよう、スタッフに最高のパフォーマンスを発揮して貰うためにセミナーにも出て貰い、社内教育の時間を作って、自分の時間を空けよう」ってあなたではなくて、あなたの中で化学反応を起こした「スタンダードななにか」があなたにことわりもなく経営方針を決めていきます。

 

スタンダードな何かを作るもう一つが日経ビジネスですね。「日経」ですから。

 

日経くらい、と言われてたよね、ってくらい当たり前なんです。

 

社会人になったら日経くらい、ビジネスしているなら日経くらい、世の中の常識を押さえるには日経くらい、クライアントとの会話の糸口のために日経くらい。「みんなが」ですよね。その会社が作っている雑誌です。ひどい部分は1ページ見開きごとに「大企業」の広告です。広告を貰っている出版社はどんな記事を書くか?ここから先は一手ずつ自分で考えてみて下さいね。

 

日経ビジネスからカッテージチーズを洗うように、「組織特有」のあぶらを削ぎ落とすのは大変なエネルギーが必要です。しかし、扱っている題材は学びたい、、、さぁどうしたらいいでしょう?まぁ、方法はありますが、それは「ダイヤモンドマトリックス」でおいおい。

 

総括:ドラッカーも日経ビジネスも一人ビジネス経営でいくなら危険です、劇薬、じゃないんです。劇薬ならいいんですよ、すぐ死ねるから(苦笑)ドラマとかであるじゃないですか。少しずつ毒を盛っていって、長年かけて体調を崩して最後に死んじゃう殺人。あんな感じですね。

 

ドラッカー本が危険なことの最後の一言:あまりにも正しく、だれも否定できない、しかもそれをみんなが読んでいる、派生して色々な経営論として役立っている、基本的に多くの人に愛されている。だから危険なんです。そんな神みたい人の前ではひれ伏すしかなくありませんか?何も言えないのです。でも、ドラッカーの時代には「一人ビジネス経営」なんて考えられなかったし、今だって、別に主流じゃない。ということは誰も洗ってくれないんです。でも生き方が違うんだ、ってこと

 

そこが一番大事なところです。

 

・洗えないなら摂取するな

・洗える技術がないなら、洗えるようになるまで摂取するな

・摂取してみる。プラグマティズム的に、やってみて結果が良ければそれが正しい(笑)

 

のどれかですね。

 

さて、さて、明日、後悔できるようにがんばっています。。。それまでは下記にて。↓

 

成功ロジックがわかる【無料DL有】

 → http://www.wakuwakuwork.com/1/013/

 

 

 

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