目力のある商売・経営の時代


こんにちは 西田です。

東北大地震以来、はじめて「地震後、今、どうする...」という趣旨で文章を書
かせて頂いています。

この時代、これから日本って、一体ぜんたいどうなっていくのだろう、と言う
ときだからこそ求められるもの。

それは「目力のある商売・経営」。僕やあなたが「目力のある商売・経営」を
する時が来たようです。

これから、どうなるんだろう?大丈夫なのかな?って日に一度、二日に一度、
頭をよぎることがあるかも知れません。放射能云々の地域性の問題に強い関心
と不安の方もいればそうでない方もいます。

東京近県の僕らがすでに、震度5でも6でも慣れてしまっているように、将来
・未来の不安にも「慣れる」という方法でぼくらは今を生きようとするように
できています。そうしないと神経が衰弱してしまいますから...。

でも、問題は慣れてみたり無視してみたりしたことで実際には不穏な状況とか
不安とか代わりはありませんよね。

今、坂本龍馬ものが続けてドラマ化しているのでなじみ深いテーマなのが環境
も状況も違いますが明治維新。

世の中が見える人は人によって耗弱したり、手を打ったりしたかも知れません。
見えない人には打つ手は実質無かったのだと思います。きっと、社会的上層の
人も下層の人もそれぞれに不安等々に「とはいえ」と慣れて日々は過ぎ去って
いたのだろうと思います。

その時代、武士が主人公の幕末に(学生の時程度の知識)武士の様々な展開を
裏付けていたのは時代の不安に慣れッ放しにならなかった「商人」でした。

商人がキーワードです。

また、日本は開国時に莫大な国家間の借金をしました。時間はかかりましたが
返済しました。商人だから、借りたモノをきっちりと返したのですね。(歴史
を少し調べると借りたモノを返さないでチャラにした国は一つや二つではあり
ません)

以後の「国としての信頼」を培いました。ここでも有事の時にもキーワードは
商人です。

今、不穏で不安でも大変でも不透明でも、不透明だからこそ、商賣人の「時」
なのかなと思います。

  僕は他の方のメルマガを読まないし、新聞も定期購読しないし、
  テレビも見ないし、雑誌も読まないので、同じようなことを言っ
  ている人がいたとしたら不勉強、お許しくださいませ。


江戸時代は、ご存じのように超低成長時代でした。この時代に文化が深まった
のは時代の「余裕」から。複雑化はしていますが同じ様な時代を過ごしたのが
バブルの後の20年でした。

その余裕の時代から一転、侵略という危険の足音とともに、武士も商人も有事
態勢を整えていきました。ならば、ぼくら起業家も有事態勢を整えるときのよ
うです。それは有事にここぞとばかりに儲けようぞ、ということ、、、も大事
かもしれませんが加えて大事なのが「志」だと思うのです。

なぜなら

起業家は政治には介入できません。
起業家は東北に入ってレスキューできません。
起業家は医療行為で人命を救えません。
起業家は楽器を使って心を震わせられません。

色々な側面を持っている人がたまたまそれができても
それは起業家ではなく、その側面としてできるのですから
やはり起業家ができるのは、事業、商売です。

さらに...商売の中の一人ビジネス経営としての有事態勢とは?

緩慢で安定した時代では小さな歯車(僕ら)が少々動こうと一杯動こうと時代
になんの影響も与えずそこれそ「ミジンコ」のようでした。

だからこそ、今まで(低成長かつ安定の時代)はのんびりとしたい、セミリタ
イヤを目指したり、好きなことをやったり、やりたいようにやれるのが気まま
なのがいいよなぁというのが、一人ビジネス経営の醍醐味でした。

なぜなら 社会的「微」責任「だった」からです。

が、今は違います。変わりました。

一人ビジネス経営は社会のパワーとしては見えていないリソースで、これから
も一人型は華々しくスポットライトが当たる可能性はきわめて低いですが、

じつは経済の行方を握っているんだと思います。
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これから10年、醍醐味がもう一つ増えます。

龍馬に鉄砲を売ったのも商人。
北海道に物産を運んだのも商人。
商人無くしてなにも動かないんですね。

起業家で商賣人である僕らは、利己的でもいいのでビジョンをしっかりと描いて
起業家という本業に邁進しないといけない時になったのですよね。

あくまで

このチャンスに大企業家になろう、下克上だ天下を獲るんだなんて言いたいの
ではありません。日本に影響を与えたいからするのでもありません。

社会的「微」責任の僕ら一人ビジネスが自分のビジネスをきっちりと回すと小
さいながらけっこうな数の人やモノコトに影響を与えます。

取扱額は少くても、その向こうの誰かの人生に影響を与えるし、幸せにもでき
自分と自分に直接関係ある人がwinwinなだけでなく、その人がその向こうの人
を喜ばせることに関与することも可能です。

こんな大変な時代、、、と波にもみくちゃにされるままにするよりも、もみく
ちゃにされながらも、自分の櫂を持って、進むことも選択できます。

この時代に奇跡的に起業家としてココにいることはどれほどの確率でしょう?
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幕末に動いた人は、

安定しているときや動かない人とは全く別の違う動き方・考え方をしました。

今、僕らも全く別の違う動き方・考え方をするときのようです。

せっかくやるなら、熱く、意図的に、実感をもって商売をする、という選択肢
もあります、、、よね、ということです。

「せっかくやるなら、熱く、意図的に、実感をもって商売をする」

それが今、時代が求めている「目力のある商売・経営」だと思います。
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「目力のある商売・経営」の一人ビジネス経営バージョンは「安定していると
きや動かない人とは全く別の違う動き方・考え方」です。

          僕も目力を持ってすべてをお伝えしたいと思っています。

日本のためとか世の中のためとか未来のためとかを、口にするかしないかが問
題ではありません。

せっかくなら、社会的「微」責任の僕ら一人ビジネスが自分のビジネスをきっ
ちりと回す、をやりませんか。

なぜならこの時代に奇跡的に起業家としてココにいるから、それが理由です。


「オフィスはスタバか自宅」と言うあなただからこそ、
「目力のある商売・経営」をしませんか?日本の重要なリソースですよ、僕ら。

にしだ拝


追:正直、「目力のある商売・経営」って中味は分かりませんよね?
  でも、今あなた自身が自分は商売・経営に目力を持ってあたっているか
  どうか?は感じると思います。いろんな要素があるので一言で言えません。

  今の自分にこんなことがあったら、目に力が入るかな、、なんて考えとか
  意見とかどうすれば?なんて質問でも構いません。メールにて。
  → dai@support-pro.jp 


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                    (株)サポ-トプロ 西田光弘拝