コンサルティングするときの数式

こんにちは 西田です。 

今日はですね、反省モードです。

そんなことに気が付かなかったの?

自分に反省です。テーマは見込み客です。

粗いですがコンサルティングシーンを再現しますので

お付き合いください。結論は最後に。

 

コンサルティングするときの数式

 

ちょうど、年末で来年のことを考えるのにいいですね。下記を同じように考えるだけで来年の計画のアウトラインを確認できるのでぜひやってみて下さい。コンサルの現場で必ずやることです。

 

前提:時期と数字の確認と掘り下げ

 

「本日」のように年も後半以降になったら質問は「再来年」から始まります。

年明けでGWくらいまでなら「来年」の質問から始まります。

 

「その年にどのくらいのビジネスがしたいんですかね」の質問からすべて数字です。

 

「月売上100万とか200万とか」出てきますね。

 

そして、わからないこと・考えたことのないことは仮決め・感覚値で決めて貰います。

 

「そのとき何人くらいのお客さんとお付き合いしていますか」

10人から毎月10万円、なのか、

1人から100万円なのか100人から1万円なのか?

 

を聞きます。

 

一人ビジネス経営は物売り単価より、コンサルみたいな仕事のパターンが多いので

 

たとえば、「毎日会える時間として、25日、一日3人で75人、

一人に月に2回、ということは35~40人契約者」と自分で暗算して貰います。

(販売物・リピート性・単価などでバリエーションは無限ですが基本は同じ)

 

「30人から3万円か~」などと、自問して貰います。

 

「いままでの経験から、何人と合えば契約になるんですか」

「3人に1人、4人、5人、10人」これは業界・実力で人それぞれですね。

 

再来年の話をしているとしたら、

再来年の1月開始時点でその数字が始まる=到達しています。

 

なので、積み上げて一年間で

何人と「契約について話せる程度に会う」必要があるか割り戻せますね。

 

5人に一人としたら、再来年の1月までに150人ですね。

ならば、その150人と契約の話をできるところまですすむのに、

ファーストアプローチは何人必要ですかね?と聞きます。

 

つまり、何人に断られてそこまで進まないか?ですね。

 

3人に一人にしましょうか。ということは450人ですね。

 

450人にファーストアプローチをするためには

何人かに「会いませんか」とか「お話しを聞いてもらえますか」とか

何にせよ、「ファーストコンタクト」が必要ですよね。

 

その確率は?3人に1人としましょうか。

 

これが見込み客

 

1350人ですね。

 

これが見込み客ですね。

 

再来年の1月には達成しているための見込み客ですからこれを11ヶ月で

割ればいいのですね。

 

 → 1350÷11≒120 = 来年の仕事ですね。

 

毎月、何らかの方法・手段を用いて、見込み客を120人

 

... 表現の方法は2つあります。

 

1.作らないと達成しない

2.作ることで達成する

 

これはどちらもその通りなんですね。

 

つくらないと、営業・マーケティング分野は「大数の法則」なので、

(ホームランが連発?(笑)すればわかりませんが30連発はない)

 

1.作らないと絶対に達成しないし

2.作ることで達成するんですね。

 

数字は説明用ですが、目標とする値は?期間を長くするか?

確率をいくつを代入するか?がちがうだけなので

あなたの来年の計画にも使えます。

 

で、この計算式のお披露目が本題ではなく本題はここからです。

 

長く書いてきました。

 

「あなたの仕事の95%見込み客作りです」

 

僕は10年営業をやっていたのですが

 

最初のテレアポ営業=商品先物で、金とかプラチナを売っていました。

一日電話600本(アポが取れない最悪の時ですね)とか

手と受話器をガムテープで、って本当に有る世界で、

そこで毎日「アポ取り」していました。

 

そこでの、最良の資産は「優良な見込み客名簿の入手」でした。

資産が良質なら、本数を少なく、アポ取りの確率も高い、

資産が悪いと本数いくらかけても...

 

次の仕事が、掃除屋さん・ビルメンテンナスノひ孫請けくらいの会社です。

 

毎日毎日千代田区・港区・中央区を現場のない時間はすべて飛び込みでした。

これが、人格否定される、、、と受け取ってしまい、つらいのですが

だからこそ、結局「見込み客作り」なんですね。

 

そして、起業直前がプルデンシャル生命というアメリカこてこての会社です。

教育がすごい。ブルーブックという何十冊ものテキストがあるのですが

1冊目が「見込み客発見」だったと思う、たぶん^^

入社する前の最初の作業が「プロスペクト100」ですからね(見込み客100)(苦笑)

 

アメリカ本社から来た役員が

各支社に来て話をしていくのですが、

色々話したあげく、最後に円グラフを書いて、

質問するのです。この95%は何か?と

 

あなた達の仕事は売ることではない

 見込み客発見です

 

それから起業したので、当たり前化してしまっているんですね。

能力としてそれができていたか?は別問題(売れない営業マンでしたから)として

耳にタコどころではなくて、意識に沈むくらいに

 

「見込み客発見が当たり前すぎること」

 

になってしまっていました。なにげないメールのやりとりから気が付きました。

そこで、反省しました。

 

「見込み客発見・リスト作りが当たり前という認識は普通ではないんだ」

 

僕は、さきにも書いたように、営業時代に「わかっている、でもできなかった」んですね。

 

怠っていた、努力が適当だった。

自分なりの努力をしていた。だから売れなかった。

 

と理解していたので、「わかるとできる」は違う、と思って、自分では起業したら

そりゃ給料が明日からないので、努力します、尻に火がついたので(笑)

 

...、が、それは認識・理解・暗黙値化するくらいに「見込み客の大事さ」を

「わかってはいた」からやればよかった。

 

反省はここです。見込み客作りの仕組みとか方法は能力ではないってことが

わかると思います。

 

大事な前提が...

 

「見込み客作り」は大事なんだ、という刷り込み・たたき込み・理解・腑に落ちる

これがないと「やらないんだ」...です。

 

 

けっこう、この反省は痛いです。痛恨の一撃です。

世の中に、見込み客の大事さを説いているマーケティングコンサルタントがたくさんいて

やり方教えているコンサルタントもたくさんいて、

 

ぼくにはそれが、右上の競争に見えていて、

「結局本人がやるかやらないかだよね」と思っていて、

そこに教える仕事として参入するのは競争に巻き込まれるだけでごめんだな、

と思っていました。

 

......さっきまで。(愕)この部分において僕はめっちゃ自分本位です。

いやなモノはいや。

 

でも、僕がいるビジネスドメインでお客さんが悩んでいることの

解決策をもっていて、その支度をして提案してそれでもお客さんがやらないのは

僕の知ったことではありませんが、

 

悩んでいることの解決策を提示、

つまり、案内・教材やセミナーなどで解決のチャンスを提示しないのは

本業業務を怠っているというのが僕の基準ですので、

 

けっこう、この反省は痛いです。痛恨の一撃なのです。

 

僕は、「見込み客の大切さ色々聞いて知っているよね~わかっているよね~」と

理解していたのです。

 

しかし!

 

そうではなかった、というメールのやりとりで気が付いたのです。

 

あなたももしかしたら「見込み客作り」の大事さ、腑に落ちていないのでは???

 

なぜ、腑に落ちないのでしょう?

なんで?

 

普段、読者さんにコンテンツとか悩みのことを尋ねることは決してしないんです

なぜなら、その分野(起業・事業特に一人ビジネス経営)の悩みなら

誰よりも考えているので、あなたが表層で考えている悩みの

深層は根源はなにかで考え続けているからです。

 

しかし

 

 

「見込み客づくりの大事さがわからない」

ってことがわからないって状態になっています。

 

 

http://www.wakuwakuwork.com のコメントを開放&

アメブロのコメントを開放しますので良かったら教えて下さい。

「見込み客づくりの大事さがわからない・ぴんと来ない」

感じ?雰囲気?思っていること?実際にやろうとしてもできないシーン?

見込み客の大事さをメルマガで説かれてもピンと来ないとき?などなど

 

教えて下さい。

コメント(5)

土屋智巳 :
はじめまして、コメントというものを、初めてするものでして…。 営業の講座を受けた時、「見込み客の発掘」と「成約」とは全く別の仕事みたいな内容を聞いたとき、私なりに「なるほどなぁ」と見込み客づりりが重要なんだという視点で、仕事を振り返るようになりました。 ただ、ガンガンとテレアポしたり、飛び込みなどは、どうしても長続きしない過去の記憶があるようで、見込み客づくりに関しても、「やらねばならない」から「やりたい」自分にどうしたらなれるのかな?と探していたら、「単なる知り合いが顧客に変わる本」というものに出逢いました。私にとっては、少し開けたきっかけを与えてくれたように思います。見込み客づくりも以前より前向きに取り組めるようになりました。 今では、仕事やお客さんを自分の人生の中でどう位置づけるのかと考えながら、ビジネスをするようにしています。その点、西田さんの内容はいつも色々なことを気づかせてくださるもので、大変刺激になっています。これでコメントになるのかわかりませんが…。
西澤正安(マサヤス) :
いつもメルマガでお世話になっています。 ありがとうございます。 さて小生は 生命保険・医療保険の代理店です。 資格は取ったものの殆んど鳴かず飛ばずです 親戚廻りが終終了し いよいよ自宅から半径4、5キロメーター内を営業すると決めています。 が、今正に見込み客作りの所で悩んでいます。 見込み客の具体的なイメージはほぼあるのですが 会社作成のチラシを戸別訪問して配るぐらいしか手がありません。 ほぼ白地と言うか白地同様です。 「ご近所ですから」と言うのが唯一最強の強みだと理解してますが、結局「体当たりしかない」のでしょうか? 何か「訪問先に喜ばれる方法が無いか?」を模索しています。 音声プログラム楽しみにしております。 よろしくお願い致します。
西田様 おはようございます。 見込み客の話 理論、考え方としては理解できています。 ただ、見込み客の人数目標を決めるための逆算(掘り下げ)。 この数字が自分のものとして体感していないと ピンと来ない部分が多いのではないでしょうか? 「自分のビジネスの場合はどれくらいか見当もつかない。」 「仮決めの数字もわからない」など。 経験則から見出すことができないのが問題かもしれません。
まこと :
西田様、まことと申します。 メルマガを読んで、思わず投稿してしまいました。 「見込み客づくりの大事さ」は、 私は、農作業に例えています。 秋の収穫時期に作物を収穫するには、春にキチンと 種を蒔かなければなりません。 私も営業をやっているので、種蒔き=アプローチ、 収穫=契約という風に感じています。 そこで、「見込み客」=蒔いた種の中で、芽が出てきたもの。 そう考えると、「見込み客づくり」=種蒔きに相当すると思います。 なので、たくさん収穫したいときは、たくさん芽が出るように、 たくさん種を蒔く(見込み客づくり)ことが重要だと言う風に考えています。
いつも、ありがとうございます。 見込み客をリスト化する。仕組み化する。多くの方が言われていることで、私自身もそのようなお話はいっぱいしているし、その構築のアイデアは、他の方があまりしていないような方法も含めて、何十とあるのに、自分自身が大いに実践できていないとおもってます。 というか、効率が悪い。 なぜ、なんだろう? ひとつは、“見込み客”という言い方に心理的ブロックが働く。 自分の利益のことしか考えていない人が、使う言葉の使い方に思えるのです。 そして、どんな状態が見込み客なのか?  明確に区切りをつけていないことで、漠然としていることが原因のようです。 画一的なサービスや商品